よみがえれ石巻! 復興作業1 デビュー戦
ゴールデンウィーク到来。
4月28日(木)
仕事を終え、帰宅せず、そのまま東北を目指します。
大渋滞、Gスタンドの混雑を予想して今回も燃費のいいコンパクトカーをレンタルです。 夜の東北自動車道を快走。渋滞はほとんどありませんでした。
どこかでお風呂に入って仕事の汗を流さなければなりません。
福島県で温泉に浸かることにします。白河ICでいったん高速を降りました。
スパリゾートあぶくま
風情ある石の露天風呂と良質の温泉に身体が癒されました。 この日は東北道・菅生PAにて車の中で就寝。明日の戦いに備えました。
4月29日(金)
早朝、石巻に突入成功。 洪水にも負けなかった仮面ライダー像は人々に勇気と希望を与えます。
ボランティアセンター本部が設置されてる石巻専修大学に到着。
すでにたくさんのボランティア参加者たちがテントや車で泊まり込んでました。
いよいよ私のデビュー戦です。心はすでに燃えています。 新参者ゆえ、粗相のないように注意事項をよく読んでおきます。
さすがゴールデンウィーク!。参加希望者が多数並んでます。
受付を済ませると、すぐに班編成がどんどん行われていきました。 まず指導員の人が参加者に向かって大きな声で呼びかけます。
「車を持ってる人いますかー!?」
ここで私が「はい!」と手を挙げて、「定員4名、あと3人乗せられます!」と告げると、
「移動手段がない人、3人いますかーっ!?」
ここであちらこちらから「ハイ!」「ハイ!」「ハイ!」と手が挙がり、
「じゃ、あなたと、あなたと、あなた。ハイ!これでひとグループ。」
てなカンジでパッパッパと組んでいきます。じつに手際が良く合理的でした。
私の班(車の同乗者)です。皆さん一人で参加、関東や関西、見事にバラバラの4人。 しかも私を含めて3人が今回初体験!!。
期待と不安でドキドキしながら現場に向かいました。
班編成では車の所有者がリーダーになるシステムになってます。
初体験の私は、この日、皆さんからリーダーと呼ばれて少し照れ臭かったけど
じつは密かに「ムフフ」と思ってたことを正直に告白しておきます。
作業現場は被害が比較的浅い市街地での土砂撤去作業でした。 路肩や側溝にたまった土砂、ヘドロをスコップで除去、土嚢(どのう)に詰めていきます。 土嚢は定期的に巡回してくる回収車に乗せます。
この時、袋から汚水がしたたり落ちて服も車も泥だらけになります。
それでも皆が、われもわれもと土嚢をつかみ上げ、車に乗せていく姿には心を打たれます。 私も念願だった初参戦ゆえ、夢中でスコップを振るってしまいました。 休憩時間は放心状態になりました。やはり飛ばしすぎです。
この時、私の辞書に「ペース配分」という言葉が新たに記録されました。 涼しく心地の良い風が吹いてます。
夏が来る前に少しでも作業を進めなければなりません。
まだまだっー!。この町は私が復興させるのだ!!。
後半戦も燃えました。
最後はみんなで記念撮影。 みんな、どこの誰だか知らない人達だけど、心をひとつにして作業した仲間です。
仕事を終えて専修大学に帰還。
この時飲んだビールは私の人生40年の中で一番美味しかったです。 疲れもあって、いっきに酔いがまわりました。
この日、風呂には入りませんでした。
自衛隊が無料開放している特設風呂(通称:自衛隊風呂)があるけれど、あえて入るのを辞めました。
ボランティアとして来ているならば、少なくても滞在中は風呂に入るべきではない、
そんな思いがあります。
明日も作業が待っています。
4月28日(木)
仕事を終え、帰宅せず、そのまま東北を目指します。
大渋滞、Gスタンドの混雑を予想して今回も燃費のいいコンパクトカーをレンタルです。
どこかでお風呂に入って仕事の汗を流さなければなりません。
福島県で温泉に浸かることにします。白河ICでいったん高速を降りました。
スパリゾートあぶくま
風情ある石の露天風呂と良質の温泉に身体が癒されました。
4月29日(金)
早朝、石巻に突入成功。
ボランティアセンター本部が設置されてる石巻専修大学に到着。
すでにたくさんのボランティア参加者たちがテントや車で泊まり込んでました。
いよいよ私のデビュー戦です。心はすでに燃えています。
受付を済ませると、すぐに班編成がどんどん行われていきました。
「車を持ってる人いますかー!?」
ここで私が「はい!」と手を挙げて、「定員4名、あと3人乗せられます!」と告げると、
「移動手段がない人、3人いますかーっ!?」
ここであちらこちらから「ハイ!」「ハイ!」「ハイ!」と手が挙がり、
「じゃ、あなたと、あなたと、あなた。ハイ!これでひとグループ。」
てなカンジでパッパッパと組んでいきます。じつに手際が良く合理的でした。
私の班(車の同乗者)です。皆さん一人で参加、関東や関西、見事にバラバラの4人。
期待と不安でドキドキしながら現場に向かいました。
班編成では車の所有者がリーダーになるシステムになってます。
初体験の私は、この日、皆さんからリーダーと呼ばれて少し照れ臭かったけど
じつは密かに「ムフフ」と思ってたことを正直に告白しておきます。
作業現場は被害が比較的浅い市街地での土砂撤去作業でした。
この時、袋から汚水がしたたり落ちて服も車も泥だらけになります。
それでも皆が、われもわれもと土嚢をつかみ上げ、車に乗せていく姿には心を打たれます。
この時、私の辞書に「ペース配分」という言葉が新たに記録されました。
夏が来る前に少しでも作業を進めなければなりません。
後半戦も燃えました。
最後はみんなで記念撮影。
仕事を終えて専修大学に帰還。
この時飲んだビールは私の人生40年の中で一番美味しかったです。
この日、風呂には入りませんでした。
自衛隊が無料開放している特設風呂(通称:自衛隊風呂)があるけれど、あえて入るのを辞めました。
ボランティアとして来ているならば、少なくても滞在中は風呂に入るべきではない、
そんな思いがあります。
明日も作業が待っています。
by take23katana
| 2011-04-29 22:00