2009夏休み 四日目
8月15日(土)
盛岡の朝。デーン!とそびえた岩手山が見事です。
名所を巡りながらの帰路につきます。
石割桜
『盛岡の桜は石ば割って咲ぐ。
おぬしらもぬくぬくと春ば来るのを待つではねえぞ。
南部の武士ならば、みごと石ば割って咲げ。』
浅田次郎著『壬生義士伝』より
上の橋。 この何の変哲もない橋すら壬生義士伝ファンにとっては、たまらないスポットです。
岩手県名発祥の由来となった鬼が岩につけた手形があるらしいです。 それがこれ。 ところが、手形は風化のため判別できないとのこと。
なんか、すごいだまされたカンジ。
旧盛岡高等農林学校の校舎。 『壬生義士伝』の中で農学博士となった次男・貫一郎が赴任してくる場所です。
壬生義士伝は私にとって男として、人間としての教科書のようなものです。 いつの日か、大河ドラマ化されることを切に願います。
吉村貫一郎役は阿部寛さん、斉藤一役は浅野忠信さんを希望、
・・・と勝手に夢を膨らませてます。
せっかく盛岡まで来たので小岩井農場に寄り道。
お約束、冷麺は相変わらずデリーシャスでした。 ただし、スイカの存在はいかがなものかと前回食べた時同様、やっぱり思いました。
宮沢賢治のふるさと花巻を通過。
花巻から仙台を目指して、ただひたすらに国道4号を南下。
花巻を過ぎてすぐに、突然後ろからヒュウゥ~!!というドキッ!とするサイレンの音。
見るとやっぱり白バイ!!。
ガーン!
やばい・・・けっこうスピード出てたかも・・・。
白バイ警官は意外なことを口走りました。
『割り込んじゃダメだろう』
(は?)
ようするに信号待ちで停車してる車の列を左から抜いて、先頭に出た事をさしてるようです。
交通法規はどうであれ、それってバイクならごく普通の行為だと思っていたので驚きました。
いちおう反論してみました。
『渋滞してる時は左側から徐行して抜いていい、と教習で教わりました』。
『そんなルールはない!』と言って来たので、
『でも自分は確かにそう教わりました』と応酬。
意味のない、次元の低い水掛け論を繰り返してたら警官があきらめてくれました。
た、助かった・・・。
その後は少し慎重になりながら、また4号を南下。
延々走っているうちに思考も固まって、ただ無心の状態でマシンにまたがってました。
水沢⇒平泉⇒一関⇒築館⇒古川⇒大和、通過。
っていうか、花巻(岩手)と仙台(宮城)って意外と距離あるのね。
日が暮れる頃に仙台に到着。
長い長い市街地走行だったので疲れました。
利久の牛タン。 ありがとう!仙台!、そんな想い込めながらじっくり味わいました。
食後のひとっ風呂。『ペアーレ』という温泉。 今回の仙台滞在中は全てここを利用してました。
また次回来る時もきっとお世話になるでしょう。あと、あのネットカフェも。
ペアーレのロビーでほんの少しのうたた寝をしてから
発進!GO!
埼玉まで下みちで行くことにします。
高速に乗ってしまったら、その時点で旅が終ってしまうような気がして・・・。
もう少し乗っていたい、まだ帰りたくない、そんな往生際の悪さも働いたのでしょう。
海沿いを走る6号線に入ります。
ひたすらまっすぐ、どこまでも、どこまでも、とにかく直進。
疲れたらコンビニで休憩。
海沿いを走ってるけど真っ暗なので景色が楽しめないのが残念です。
福島県のいわきまで来た時に疲労が限界。
私はもうすでにジジイライダーです。
テキトーな砂浜で寝ることにします。 ザザーン!という心地よい波音、ラッキーなことに柔らかい砂浜。
ゴロン!と横になった瞬間に眠りに落ちました。
あぁ、楽しくて有意義な旅だったなぁ・・・。
そんな満足感に浸りながら。
日が昇り明るくなって目が覚めました。 地元のオッサンが釣りをやってます。
たぶん、最初に私の姿を目撃した時、死体かと思ったに違いありません
8月16日(日)
海を眺めながら走る爽快感。 あっという間の夏休みだったなぁ、という感傷も当然沸きます。
頭の中で『菊次郎の夏』のテーマが流れっぱなしでした。
大洗に到着。
ここまで来たら、もう旅はゴールを迎えたに等しいです。
海の幸が朝ごはん。
せっかくなので、
シャキーン! 例によって小さなモノ共が釣れました。
かわいいフグ。
水中専用カニ。 ささやかな海遊びだったけど充分楽しめました。
大洗から埼玉までは下みちです。
実は、この区間の走行が今回の旅の中で一番つらかったです、灼熱地獄と睡魔とで。
15:00頃無事に帰還。思いっきりライダー焼けしてました。
今年の夏休みは昨年の借りを返せて大いに満足してます。
盛岡の朝。デーン!とそびえた岩手山が見事です。
名所を巡りながらの帰路につきます。
石割桜
『盛岡の桜は石ば割って咲ぐ。
おぬしらもぬくぬくと春ば来るのを待つではねえぞ。
南部の武士ならば、みごと石ば割って咲げ。』
浅田次郎著『壬生義士伝』より
上の橋。
岩手県名発祥の由来となった鬼が岩につけた手形があるらしいです。
なんか、すごいだまされたカンジ。
旧盛岡高等農林学校の校舎。
壬生義士伝は私にとって男として、人間としての教科書のようなものです。
吉村貫一郎役は阿部寛さん、斉藤一役は浅野忠信さんを希望、
・・・と勝手に夢を膨らませてます。
せっかく盛岡まで来たので小岩井農場に寄り道。
お約束、冷麺は相変わらずデリーシャスでした。
宮沢賢治のふるさと花巻を通過。
花巻から仙台を目指して、ただひたすらに国道4号を南下。
花巻を過ぎてすぐに、突然後ろからヒュウゥ~!!というドキッ!とするサイレンの音。
見るとやっぱり白バイ!!。
ガーン!
やばい・・・けっこうスピード出てたかも・・・。
白バイ警官は意外なことを口走りました。
『割り込んじゃダメだろう』
(は?)
ようするに信号待ちで停車してる車の列を左から抜いて、先頭に出た事をさしてるようです。
交通法規はどうであれ、それってバイクならごく普通の行為だと思っていたので驚きました。
いちおう反論してみました。
『渋滞してる時は左側から徐行して抜いていい、と教習で教わりました』。
『そんなルールはない!』と言って来たので、
『でも自分は確かにそう教わりました』と応酬。
意味のない、次元の低い水掛け論を繰り返してたら警官があきらめてくれました。
た、助かった・・・。
その後は少し慎重になりながら、また4号を南下。
延々走っているうちに思考も固まって、ただ無心の状態でマシンにまたがってました。
水沢⇒平泉⇒一関⇒築館⇒古川⇒大和、通過。
っていうか、花巻(岩手)と仙台(宮城)って意外と距離あるのね。
日が暮れる頃に仙台に到着。
長い長い市街地走行だったので疲れました。
利久の牛タン。
食後のひとっ風呂。『ペアーレ』という温泉。
また次回来る時もきっとお世話になるでしょう。あと、あのネットカフェも。
ペアーレのロビーでほんの少しのうたた寝をしてから
発進!GO!
埼玉まで下みちで行くことにします。
高速に乗ってしまったら、その時点で旅が終ってしまうような気がして・・・。
もう少し乗っていたい、まだ帰りたくない、そんな往生際の悪さも働いたのでしょう。
海沿いを走る6号線に入ります。
ひたすらまっすぐ、どこまでも、どこまでも、とにかく直進。
疲れたらコンビニで休憩。
海沿いを走ってるけど真っ暗なので景色が楽しめないのが残念です。
福島県のいわきまで来た時に疲労が限界。
私はもうすでにジジイライダーです。
テキトーな砂浜で寝ることにします。
ゴロン!と横になった瞬間に眠りに落ちました。
あぁ、楽しくて有意義な旅だったなぁ・・・。
そんな満足感に浸りながら。
日が昇り明るくなって目が覚めました。
たぶん、最初に私の姿を目撃した時、死体かと思ったに違いありません
8月16日(日)
海を眺めながら走る爽快感。
頭の中で『菊次郎の夏』のテーマが流れっぱなしでした。
大洗に到着。
海の幸が朝ごはん。
せっかくなので、
シャキーン!
かわいいフグ。
水中専用カニ。
大洗から埼玉までは下みちです。
実は、この区間の走行が今回の旅の中で一番つらかったです、灼熱地獄と睡魔とで。
15:00頃無事に帰還。思いっきりライダー焼けしてました。
今年の夏休みは昨年の借りを返せて大いに満足してます。
by take23katana
| 2009-08-15 23:19
| 泊りがけ