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青いカタナと白い雲

katana23.exblog.jp

いつも新たな感動を!

安曇野と上原良司

5月2日(土)
待ちにまったゴールデンウィーク到来。
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発進!GO!
ちなみに、この時期は毎年信州と心に決めております。
関越道→上信越道。上田菅平ICで降ります。

ツーリングマップルに
『北アルプスの展望を楽しみながら快適に走れる』
と書いてあったこの道にアタック!
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まさにそのとおりの絶景が広がってました
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安曇野に到着。
毎度お馴染みの風景が優しく出迎えてくれました。
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上原良司
慶応義塾大学の学生。学徒出陣により特攻隊パイロットとして戦死。
『所感』と題された出撃前夜に記した遺書には、敗戦後の日本国民に
向けた痛切なメッセージが記されていました。
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私もこの所感を読んで心を震わされた一人です。

上原良司の祈念碑
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祈念碑のそばの休憩施設内ですごいパンフレットを発見!
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『上原良司の灯を守る会』の方々による尽力です。
薄っぺらいパンフだけど内容が凝縮されてて、この上もなく有難い一冊でした。

良司ゆかりの地の案内
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『所感』の全文が掲載されていました!素晴らしい!。
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何度も読んだ文章だけど、展望ロビーで山々を眺めながら
あらためて読みふけりました。

  『所感』より抜粋
  
  人間の本性たる自由を滅ぼす事は絶対に出来なく 
  例えそれが抑えられている如く見えても底においては常に戦いつつ
  最後には必ず勝つという事は かのイタリアのクローチェも云っている如く
  真理であると思います。

  権力主義 全体主義の国家は一時的に隆盛であろうとも
  必ずや最後には敗れる事は明白な事実です。


つまり国民の自由を奪っている現在の国家体制ではいずれ負けるぞ、と
あわよくばいっそ負けてしまえ、くらいの気持ちが吐露されています。
それほどまで、暴力による圧政を憎んでいました。
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  『所感』より部分的に抜粋
  
  空の特攻隊のパイロットは一器械に過ぎぬと
  一友人が云った事は確かです。

  操縦桿を採る器械、人格もなく感情もなく もちろん理性もなく、
  ただ敵の航空母艦に向かって吸いつく磁石の中の
  鉄の一分子に過ぎぬのです。

  一器械である吾人は何も云う権利もありませんが
  ただ願わくば、愛する日本を偉大ならしめられんことを
  国民の方々にお願いするのみです。

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この“国民の方々に”というところがとても重要なポイントだと思います。
当時の指導者や政治家ではなく、あくまでも一般国民に未来を託してるのです。
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良司の恋は実らずに終りました。
最愛の女性、冾子さんは他の男性に嫁いだ後ほどなくして病で他界します。
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それでも尚、良司は密かに『僕は君を愛している』と想いを綴っています。

成就することを目的とした恋愛ではなく、
ただひたすらに相手の幸せを願う優しさ。
これこそが本当の愛と呼べるのではないでしょうか。

  『所感』より抜粋

  愛する恋人に死なれた時 自分も精神的には死んでおりました。
  天国に待ちある人、天国において彼女と会えると思うと
  死は天国に行く途中でしかありませんから何でもありません。
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上原良司の本当の凄さは、言論統制の厳しい当時の国内において
人目も気にせず堂々と軍国主義を否定し、自由主義の偉大さを
公言していたことです。
これは平和な現代からでは想像もつかない、とても勇気ある行動です。
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日本の敗北を予期しながらも、戦後の日本が明るい自由主義の国へと
生まれ変わってくれることを願って出撃していきました。
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良司ゆかりの地をひとめぐり。
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本日の宿泊地、伊那へ移動。
木曽街道を散策
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奈良井宿。江戸時代の町並み
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晩ご飯は伊那名物ソースカツ丼
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つい開放的になって馬刺しを追加してしまいました。
何てったってGWですから
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激烈に美味しかったです。
たしか、これだけたらふく食べて1,500円くらいだったと思います。
(安い!でも店の名は忘れた!)

夜は寝ることさえできれば、それでヨシ!
男の一人旅のモットーです。そんなワケで今夜はネットカフェ。
こっそり持ち込んだチューハイ飲んだらコテン!と眠りに落ちました。
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by take23katana | 2009-05-02 23:53 | 泊りがけ